2010年2月
52 色の設定-6【カラーの反転】
補色とは以前説明した通り色の反対色をさすものですので、カラーを反転してあげましょう。
複数のオブジェクトの補色を操作する際はカラーパレットでの補色では操作できないため、編集メニューの"カラーを編集"から"カラー反転"で操作します。
CMYKでは色がくすんでしまい完全な補色にはならないので注意が必要ですが、RGBでは完全な補色となります。
▼反転(補色)するオブジェクトを選択します。
▼メニューバーの【編集】→【カラーを編集】→【カラー反転】を選択
▼オブジェクト全体のカラーが反転されました。
53 色の設定-7【彩度の変更】
彩度を抑えると、鮮やかな色味がパステル調のような感じになります。
逆に淡い色味から彩度をあげると鮮やかな色合いになります。
こちらも、編集メニューのカラーを編集から、【彩度調整】を選択して操作します。
▼変更するオブジェクトを選択します
▼メニューバーの【編集】→【カラーを編集】→【再度調整】を選択
▼ダイアログがたちあがるので、スライダを左右に動かして彩度を調整します。
▼右に動かすと値がプラスになり鮮やかな色合いに、左に動かすと値がマイナスになり淡い色合いになります。
54 色の設定-8【オブジェクトを再配色】
ここで紹介するのは、いくつかのオブジェクトを同時に配色できるとても便利な操作です。
一見難しそうなダイアログがたちあがりますが、ポイントをおさえればなんてことはありません。
今回は基本的な2つの配色方法をご説明します。
まず、編集メニューのカラーを編集から、【オブジェクトを再配色】を選択して操作します。
▼さなまざまカラー設定がされているオブジェクト。背景にピンク、人物のシルエットに水色、背景の水玉に黄色が配色されています。

55 色の設定-9【色のコピー】
基本的には、変更したいオブジェクトを選択して、コピーしたい色が配色されているオブジェクトをクリックすればOKです。
これで、カラー情報はコピーされます。
なお、この操作は塗り、線ともにコピーされます。
【使用するツール】 スポイトツール
▼色を変更したいオブジェクト選択します。
▼スポイトツールを選択し、コピーしたい色が配色されているオブジェクトをクリック
▼クリックしたカラー情報がコピーされました。
56 色の設定-10【色のコピー その2】
その場合は、カラーパレットの『塗り』か『線』の設定したい方をクリックして全面にした後にオブジェクトを選択して【shift】を押しながらカラーをコピーしたいオブジェクトをクリックしましょう。
この操作で、塗りか線のどちらかの色のみをコピーする事が可能です。
【使用するツール】 スポイトツール
57 色の設定-11【テキストの色をコピーする】
ただし、そのままスポイトツールでクリックすれば、フォントの文字設定もコピーされるので注意が必要だ。
カラーだけをコピーしたい場合は前回と同様の操作、『shift』を押しながらクリックでOK。
【使用するツール】 スポイトツール
▼アウトライン化されていないテキストを選択します。
▼スポイトツールを選択し、別のテキストをクリック。
▼色、フォントの設定などもそのままコピーされる。
▼カラー情報だけをコピーしたい場合は『shift』を押しながらクリックするか、スポイトツールの環境設定で『文字スタイル』のチェックをはずしておこう。
環境設定はスポイトツールをダブルクリックで表示。
58 スタイライズ-1【影をつける】
影を設定する事でイラストや図形の雰囲気がググッとUPします!
ただ、使いすぎると安っぽくなったり素人っぽさがでてしまいますので、ちょっとしたアクセントに使うといいでしょう。
ここではフィルタメニューからの影の設定をご説明します。
後にご紹介する効果メニューでも影の設定は可能で、大きな違いは後で再設定ができるかどうかです。
操作や効果は同じなので状況に合わせて使い分けてみましょう。
▼オブジェクトを選択して、【フィルタメニュー】→【スタイライズ】→【ドロップシャドウ】を選択します。
▼ダイアログが立ち上がったら各項目を設定してOKをクリック
▼ドロップシャドウが設定されました。
▼ダイアログの各項目は以下の通りです。
①影の描画モードを設定します
②影の透明度を設定します
③影のX軸を設定します
④影のY軸を設定します
⑤ぼかしの大きさを設定します
⑥影のカラーを設定します。濃さを選択するとオブジェクトのカラーが影になります。
⑦設定した影をグループ化します。
59 スタイライズ-2【矢印にする】
デザインをする上で矢印を作成する事がでてくると思います。
矢印をペンツールなどのパスでつくったりシンボルライブラリでつくったりするのもいいですが、フィルタ操作で作成すると操作は簡単です。
前回同様【効果メニュー】でも設定が可能なので今後ご説明していきます。
▼線(オープンパス)を選択して、【フィルタメニュー】→【スタイライズ】→【矢印にする】を選択します。
▼ダイアログで始点と終点のデザインを設定し、【拡大・縮小】で矢の大きさを設定する
▼これで線が矢印になりました
60 スタイライズ-3【角を丸くする】
オブジェクトの角に丸みをつけることで印象は随分変わってきて、デザインの幅が広がります。
以前に四角形の角を丸くする"角丸長方形ツール"は紹介しましたが、今回は四角形に限らず角を丸くする方法をご紹介します。
▼まずオブジェクトを選択して、【フィルタメニュー】→【スタイライズ】→【角を丸くする】を選択します。
▼ダイアログに角の半径を入力して、OKをクリック
▼角がとれて丸みをおびました。
使用頻度もけっこう多いとおもいますので、さまざまな図形で試して体でおぼえていきましょう!
なお、こちらも同様に効果メニューでも設定ができ、後々再設定ができるかできないかとおいうところが大きな違いです。
61 クリエイト-1【トリムマーク】
印刷物の入稿の際には必ずトンボを設定しなくてはいけません。
このトンボは間違ってしまうと版ズレなどの原因になったり正しく刷り上がらないことになるので入稿する上でとても重要なものなのです。
オブジェクトメニューのトリムエリアでの設定も可能ですが、こちらは印刷用ではないので、印刷物に使用する際は必ずこのフィルタメニューから設定をしましょう!
入稿する上での注意点も含めて設定してみましょう。